RFIDが問題なのは、RFIDの盗聴(?)予防と盗聴対策が今までの常識と比較して、困難である、ということなんですよね(RFIDという単語を最近まで知らなかったので、間違ってたらツッコんでください)? そして、高木さんが問題にしているのは、
一般に、新しい技術を社会に導入しようとすると、技術を理解している人にしか予想できない脅威が生じ得る。その危険性を事前に分析して提示し、解決策を準備しておくのが技術者の責務であろう。
と書いてあるように、技術者がRFIDの危険性の周知義務を怠っていることであるような気がしています。サービス提供サイドがそのへんを考えていようといまいと、RFIDが実用化されはじめている現時点でそういったことが周知される気配がないことが問題なのだ、という認識です。だから、森山さんの感想は外しているのでは? と思いました。
僕の感想はたださんの感想に近いのですが、じゃ、今説明したとして一体どれくらいの人がまともに耳を傾けるのかな? と思うと寒気がします。説明義務をどう果たしていくんだろう、と考えると、良心的な技術者であれば、かなり暗い気持ちになるのではないでしょうか?
メモ。まずは『新人技術者・研究者に捧ぐ 〜 メッセージ編 〜 ソフトウェア技術者体験記』<http://www.mamezou.com/tec/Tips/ForRookies2/>。一度読んだ記憶があるのだが、URLを忘れてしまったので。それから『暗号アルゴリズム及び関連技術の評価報告』<http://www.ipa.go.jp/security/enc/CRYPTREC/fy15/cryptrec20030424_outrep01.html>。両方ともtextfile.orgからの情報だ。
社内報がリリースされた(もちろんイントラネット)。今回は僕も原稿を書いていたりするのだが、「ビリヤード部」、すなわちオフ活動の紹介。いつか技術ネタで何か書けるといいなぁ。
昨日、父の車に乗って家に帰ったとき、カーラジオから流れていたのはザ・ブルーハーツ『TRAIN-TRAIN』。10数年前はそんなに好きではなかった曲なんだけど、今になって聞いて、名曲だなぁ、と思った。
あなたが生きている今日は、どんなに素晴しいだろう。聖者になんてなれないよ。だけど生きてる方がいい。