2004-08-29(Sun)

[computing+networking] 個人情報関連

『「個人情報保護ちゃんとやってます」じゃ通じない、説明責任を果たすべき』
<http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0408/25/news099.html> (『ITmedia』より)
『特集 個人情報保護』
<http://it.nikkei.co.jp/it/news/privacy.cfm> (日本経済新聞社『IT ビジネス&ニュース』より)

いずれも『羊堂本舗 脳ざらし紀行』の2004年08月27日分、『個人情報流出事件リスト』より。

[christianity] 主日礼拝

こういうこと書くと思わずひく(ノンクリスチャンの)人もいるんだろうなあ、と思ったのだけれど、今日はちょっと詳しく書いておく。

教会学校

『ルカによる福音書』2:46とその前後を使ってお話をつくった。聖書は口語訳。

さて、イエスの両親は、過越の祭には毎年エルサレムへ上っていた。 イエスが十二歳になった時も、慣例に従って祭のために上京した。 ところが、祭が終って帰るとき、少年イエスはエルサレムに居残っておられたが、両親はそれに気付かなかった。 そして道連れの中にいることと思いこんで、一日路(いちにちじ)を行ってしまい、それから、親戚や知人の中を捜しはじめたが、 見つからないので、捜しまわりながらエルサレムへ引返した。 そして三日の後に、イエスが宮の中で教師たちのまん中にすわって、彼らの話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。 聞く人々はみな、イエスの賢さやその答に驚嘆していた。 両親はこれを見て驚き、そして母が彼に言った、「どうしてこんな事をしてくれたのです。ごらんなさい、おとう様もわたしも心配して、あなたを捜していたのです」。 するとイエスは言われた、「どうしてお捜しになったのですか。わたしが自分の父の家にいるはずのことを、ご存じなかったのですか」。 しかし、両親はその語られた言葉を悟ることができなかった。 それからイエスは両親と一緒にナザレに下って行き、彼らにお仕えになった。母はこれらの事をみな心に留めていた。

祈り。

天のお父さん、神様。あなたはイエス様を通して、それも少年時代のイエス様を通して、なお、多くのことを教えてくださいます。自由に聖書を読むこと、聖書の時代、出来事、人の気持ちに思いを馳せること、そこから人と議論をしていくこと、そして自由に生きることを、あなたは許してくださいます。

どうか、ここにいる若い魂をひとつひとつ、省みて、養ってください。そして、小賢しい大人の強制によるのではなく、自発的に、あなたとの関係を持つことができますように。きっと、そのようになれば、あなたへの呼び掛けの言葉が、ひとりひとり違うものになることでしょう。そして、そのどれもがあなたにふさわしいものでありながら、違った考えを持つ人同士、同じ主の恵みに生きることができると信じます。

父の御心に生きた主イエス・キリストの御名を通してお祈り致します。

なんでこういう祈りになったかというと、この聖書個所は、珍しい少年イエスの記録なんだよね。

ナザレのイエスの生涯は、かなり謎に包まれている。特に30歳になる前は謎が多い。

新約聖書の歴史的信憑性をどう見積もるかで読み方は違ってくるけれど、たぶん、過越の祭の直後、ユダヤ教徒がBOFっぽく議論する場というのはあったんだろう。そして、知識レベルや年齢によらずに活発な議論が展開されていたものと想像するのだ。イエスがいたとしてもおかしくはないだろうし、ルカ書は、かなり綿密な調査のもとに書かれたことを主張しており、多少のバイアスはあれどナザレのイエスらしき人が少年時代にユダヤ教に関する議論に参加するような子供であったことは想像に難くない。

たぶん、それまでは親の言う通りに動いていたイエス少年が、初めて自発的に過越の祭に参加するようになった。そこから学びとれることを祈りにしたつもりなのだ。

(この個所以降は2004年8月30日に追記)ところで、「親の言う通りに動いていたイエス少年」と書いたけれど、イエスの両親が小賢しい、という読み方をしたわけではない(でもまあshinoさんが、私がそー読んでいるのではと思ってしまうのも無理はない)。地方の貧しい家の主婦マリヤ*1(ヨセフのことが書かれてないんだよなあ…)が、宗教的にイエスをコントロールしようと思っていたとは考えにくい。イエスがマリヤから学んだ宗教的なことがらは、当時だったら誰でも自然と学ぶような、良い意味で素朴な信仰心だけだったのではないかと思う。

小賢しいのは現代の教養あるキリスト教徒の一部だろうと思っていて、お話の中ではそれを意識したことは書いている。んだけど、なにしろプライバシーの問題で本文を公開するのは難しい…。

被支配欲

教会学校に出ていた男の子と、教会学校の司会の6歳ほど年上の男性と、20分程雑談をする。話の流れを失念してしまったのだけれど、人間には被支配欲もあるんだよ、という話をする。

自由って、辛いのよ。

ピンチ

おさいふがピンチです。ええ。

もー、恥ずかしくて人には言えない金額でこの1ヶ月は暮らさないといけなくてね…(自分がこんなに金遣いが荒いとはね。とほほほほ)。

そしてこーゆーときだけよく祈るヲレ。ある意味正しいのかもしれないけど、ある意味間違っていると思う。

DONくんの結婚式招待状

DONくんとあかねんさんの結婚式招待状が届いた。彼らの結婚式は神前式だとか。あかねんさんが、クリスチャンでもないのに教会式はクリスチャンに失礼だ、と思ったことから神前式を選んだそーなのだけれど、そんなこたないのになあ、とは思いつつも、あかねんさんの潔癖さはけして嫌いじゃない。

神前式は、8年前の従兄弟の結婚式以来だなあ。

*1 口語訳では「マリヤ」で、新共同訳では「マリア」。

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