tDiary.Netのあちこちにコメントspamが投げられてしまったようです。私の日記にも379件ツッコミがありました。ツッコミをメールで受け取るようにしていたので、PHSで接続してpopしたら酷い目に遭いました。発信元は分かりません(私が管理しているサーバではないため)が、けっこう分散しているようです。
きちんと確認できているわけではないので、あくまでも「こういう情報がある」という話でしかないのですが、どうやら、オープンプロキシとして動作してしまったハードディスクレコーダがいるらしく、各地で同様のインシデントが発生しているようです。
しばらくは、過去の日記に不快なコメントが散見されてしまうかと思います。申し訳ありませんが、ご了承ください。一旦、ツッコミを全て非表示にしました。
私はホストの管理者ではないのであまりでしゃばったことも書けませんが、私の知り得る範囲内で記録しておきます。
かずひこさんのご尽力により、現在はコメントspamは収まっているようです。ありがとうございました。
さて、家電がインターネットに繋がるようになると、こういう脆弱性を利用したインシデントが相次ぐような気がします(というか、心配しています)。たとえば、ウォシュレットが暴走するとか(←上司曰く)、電子レンジが暴走するとか。特に後者は洒落になっていません。電子レンジが、蓋を開けたままでマイクロウェーブを出すような脆弱性を持っていたとしたら…殺人が可能になってしまいます。
…たぶん、もう猶予はありません。
たぶん、今回のspammerはプロなんじゃないかと思います。どういうことかというと、依頼者がいるということです。
コメントspamは、大きく分けて2回に分けてやってきました。
最初にやってきたのは18時〜19時の間で、こちらはアダルトサイトへのリンクを張ることを目的としたものです。次にやってきたのは20時以降で、こちらは保険などを扱ったサイトへのリンクを張ることを目的としたものです。各サイトにアクセスしているわけではありませんが、内容を一目見るだけで想像がつきます。
恐らく、そういうマーケットが、つまり、闇のマーケットが、すでにあるのでしょう。情けないことです。それが人間の罪深さであると言ってしまえばそれまでなのですが、キリスト者エンジニアとして言えるのは、インターネットで生活しているエンジニアの矜持にかけて、また、キリスト者としての倫理観にかけて、インターネットにおけるこの状況を看過することはできない、ということです。
私はインターネットに愛着があります。これでもインターネットを「よいもの」として自信を持って他人に売っているエンジニアの端くれです。被害の大きさの問題ではありません。残念です。
(こんなことを書く私がまだまだ「青い」のは重々承知していますが、20代のうちにこういう怒りはちゃんと燃やしておこう、とも思うのです)
40+でも青臭いことを考えています(苦笑)。私はキリスト者ではないけれども、倫理観というのはしっかりともっているつもりです。それが実際の社会であろうとも、バーチャルな社会であろうとも。「ほとんどの人」は「汚いやり方」に対して(例えば、オレオレ詐欺とかマルチ商法とか)に対しては、アンフェアな印象を持っているんだと思うし、それが「社会一般」の倫理観なんだと期待しています。 40 代になっても 50 代になっても、理不尽なことに関しては怒ったり悔しがったりするのがキリスト者との違いなのかなぁ....(まとまりの無い文章でごめんなさい)