2004-12-31(Fri)

欲しいもの・必要だと思っているもの・本当に必要なもの

欲しいもの・必要だと思っているもの・本当に必要なものを区別することは重要だなと思った。

僕は欲がはっきりしている方だと思う。スラスラと書き出すことは今のところ無理だけれど、何か「型」を見せられて「これ、欲しい?」と言われたらほぼ即答できる。たとえば、モンクストラップの靴を見るたびに、「ああ、そういえばモンクストラップの靴をもう1足欲しいと思ってたな、自分」とか、紺のスーツはもう1着欲しいなとか。ちなみにThinkPadは、 IBM認定の中古再生品があったはずなので、今でも手に入るならば、そのルートでX24をもう1台買えたらいいな、とは思う。その他、書かないまでも、欲はけっこう持っている。

では、その中で必要だと思っているものは何か。ThinkPadは自分で修理できるし、部品も持っているから、これは単に「欲しい」だけで必要ではないんだよね。スーツだって、手持ちが4着あって、そのうち冬用2着、夏用2着だから、なんとかならないわけではない。実は夏用2着と冬用1着は微妙にオーバーサイズなんだけど、着れないことはないし、オーバーサイズと気付かれることは恐らくないくらいの微妙さなので、今のところスーツは必要じゃないと思っている。逆に、僕の家には今のところ鏡がないので、これは早急に買わなきゃならないんじゃないだろうか。

でも、本当に必要なものは、厄介なことに「必要だと思っているもの」ともまた違う可能性があるんだよね。「これって必要だよね」という言葉が、実は単に欲を正当化して言っているに過ぎないことがあるから。

そして、この3者の見極めには、新約聖書の中から『ルカによる福音書』12章29節〜30節の言葉を信じることが必要なんじゃないかと思ったりする。

あなたがたも、何を食べようか、何を飲もうかと考えてはならない。また、思い悩むな。 それはみな、世の異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。

そういえば。

この1年、欠乏するかもしれないと悩んだことはあったけど、実際に欠乏したことは、なかった。

年の瀬

2004年と2005年の境目にいるのだけれど、実はあまり実感がない。

今日は、休日ながら仕事をして、それから雪の中を渋谷の福田屋まででかけて年越し蕎麦を食べ、帰ってきてゆっくりしながら、2005年のテーマ聖句を選んだところ。みなさんの上に主の祝福が豊かに臨みますように、と祈る。

2004年のテーマ聖句は『ルカによる福音書』10章3節。翻弄される日々を支えてくれた聖句だった。2005年のテーマ聖句は『ルカによる福音書』17章10節

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