たぶん誰かが既に考えていると思うけど、RSSファイルをBitTorrentなどのP2Pで互いにフィードしあうような仕組みがあると嬉しいかもしれない。
これがなぜ「computing+networking」「wearing」のふたつのカテゴリに含まれるかというと、ひとつはフォントについての話だから、ということ、それから、もうひとつは、文字も服装も同じように、文化の根本として機能する存在だから。
しかし、読みやすさや美しさだけでフォントを選択するのは危険です。それは欧文フォントの多くが特定の文化や歴史を連想させるからです。つまりフォント選びにはそれぞれのフォントが持つ「connotation」(言外の意味)を考える必要があります。
服装にも特定の文化や歴史を連想させる効果があるという事実は無視できない。しかも、日本人はこのあたりがかなり不勉強という傾向がある。
しかし東洋人の私たちには、この共通認識が非常に見えにくいのです。その結果、フォント選び次第で「フランスに縁もゆかりもない人間の履歴書が、かの国の香気を発している」という間抜けな事態も起こり得ます。
まあ、日本がそういう国だ、ということをあらわにしてしまう、という意味で、現状維持という考え方もありなのかもしれないけれど。